1. 事前に取り外すパーツ
ワイパーやフロントカウルその他ガラスの取り外しに邪魔になるパーツを事前に取り外します。
通常の場合ラチェットレンチ、マイナスドライバー等で大丈夫ですが、ワイパーリムーバー等の
専用工具が必要になる場合もあります。
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ワイパーやフロントカウルその他ガラスの取り外しに邪魔になるパーツを事前に取り外します。
通常の場合ラチェットレンチ、マイナスドライバー等で大丈夫ですが、ワイパーリムーバー等の
専用工具が必要になる場合もあります。
フロントガラスのモールを外します。
モールがボディーに接着されてしまっているタイプは、カッターでモールを切り取りながら外して
いきます。車種によっては、工具を使わずに取外すこともできます。
※注意:再利用できるモールに関しては、慎重に取外してください。
接着剤カット専用の L 型カッターは、フロントガラスの上及び、左右の接着面を切断する時に使用
します。L 型カッターをボディーとガラスの隙間に差し込み、上側から下側に向かって接着剤を切断
していきます。各コーナー付近の切断に注意してください。
車種によってボディーとガラスの接着剤面の幅が違うため、L 型カッターには数種類の替え刃が用意
されています。
ガラス下側の接着面は深い位置にあるため、L 型カッターでは刃が届きませんので、 接着剤の切断にはピアノ線を使用します。
スクレーパーを使って切断後のボディーに残っている接着剤を除去します。
完全に接着剤を除去する必要はありません。1〜2mm の厚みぐらいを残す気持ちで除去してください。
スクレーパーで接着剤に切り込みを入れながら力の手で持ち上げていくと作業が早くできます。
交換用ガラスの周りにモールを埋め込んでいきます。
ガラス用接着促進剤をガラスのボディーとの接着面に塗布します。
その後、すぐに乾拭きしてください。プライマーには、セラミックコートの無いガラス用や
塩ビモールへの接着性を上げるためにいくつかの種類があります。用途に合わせて選択してください。
接着性の促進及び、ボディーのサビ防止のため、ボディー用プライマーを事前に塗っておきます。
特に接着剤除去の作業で塗装にキズをつけてしまったところには必ずタッチアップ作業をしてください。
自動車ガラス用接着剤を充填用ガンに装着塗布します。
接着剤の塗布形状に注意してください。
塗布のスタートは水漏れ防止のため、ガラス下側よりスタートしてください。
専用接着剤は、カートリッジとソーセージタイプがあります。
交換用フロントガラスは接着剤塗布後、10 分以内にボディーに取り付けます。
確実に付くようにガラスの縁を外側から全周にわたり軽く押し、所定の位置にセットします。
また、接着後はガラスをテープ等で固定し動かないようにし、接着剤の硬化を待ちます。